人の弱さ 時の強さ
この時期になると聴きたくなる曲があります。
globe の like a snowy kiss です。
この曲は、1998年12月に発売された
globeのアルバムのRelation の7曲目に収録されています。
同じく収録されているシングル曲としては
wanna Be A Dreamer
があります。
もう18年くらい前になります。
懐かしいの一言につきますが、
当時から私はこのこの like a snowy kiss がお気に入りでした。
この曲の歌詞の中に
"人の弱さ 時の強さに 震える胸をおさえて"
という部分があります。
人の "弱さ" と 時の "強さ" という対比に感動をしたのを覚えています。
もちろん私もそうですが、人というのは弱さを持ち合わせています。
その反面、想像もできないような強さもあります。
挫折したり、キズついたり、人生の中ではどうしようもないこと
自分の力ではどうにもならないこと ありますよね。
そのような時に、自分の弱さを垣間見る瞬間があったりして
それにまたひどく落ち込んだり…
でも、どんなにひどく落ち込むことがあったとしても
程度の差はあるにせよ、時の経過とともに
その落ち込みが薄らいでいく(=乗り越える、受け入れる)時が
必ずきます。
それが"時の強さ"だと感じた時、KEIKOの表現の繊細さに
感動した記憶があります。
また、同じく歌詞の中に
”重なる苦しみは知らぬ間に 歴史という川に時間と
涙で流れてゆくよ そまってゆくよ”
という部分があります。
つらく重なった悲しみも 時の経過とともに
知らぬ間に 涙とともに流れていく。
時間と涙を ”流れる”という表現でかけているところ。
ここにも、やられました。
自分にも重ね合わせる部分があり、KEIKOの表現力豊かな面に
惹かれました。
療養中のKEIKO また、素敵な歌声聞かせて欲しいです!